赤ちゃんが生まれてから長期間使うベビーグッズの一つが抱っこ紐です。
人気の抱っこ紐メーカー「ベビービョルン」と「エルゴ」について、どちらを選ぶか悩んでいるお母さんは多いでしょう。
私も同じように迷っていました。
ベビーベッドやミルク、オムツなど、出産準備で忙しい毎日の中で、抱っこ紐のメーカーサイトを見て商品を比較するのは大変で、なかなか情報が頭に入ってきませんよね。
私は結局、1人目にはエルゴ、2人目にはベビービョルンを使うことになりました。
今回は、そんな私が現在の2大メーカーの抱っこ紐について詳しく解説します。
実際に使用した経験をもとに、商品選びのポイントや口コミをまとめました。
この記事を読むことで、あなたに最適な抱っこ紐を見つけましょう!
\これで悩む必要なし!/
「ベビービョルン」と「エルゴ」のレビューを比較
「ベビービョルン」と「エルゴ」を実際に使用した方々のレビューを比較してまとめました。
ベビービョルン使用者のレビュー
- しっかりとしたサポート感がある
- エルゴは暑く感じた
- 自分の体にフィットしていた(なで肩の方にはエルゴの肩ひもがずれやすい)
- バックルが前にあるのが便利
- エルゴのロゴが好みではない
エルゴ使用者のレビュー
- ベビービョルンよりも軽い
- バックルが1つなので着脱が簡単(ベビービョルンは3つ)
- 肩や腰への負担が少ない
- ベビービョルンよりも長期間使用できる
各メーカーの製品一覧
各メーカーにはそれぞれの特徴がありますが、何よりも大切なのは商品の機能性です。
有名なメーカーでも、選び方を誤ると後悔することがあります。
各商品のメリットとデメリットを理解し、赤ちゃんとの絆を深めるための理想的な抱っこ紐を見つけましょう。
「ベビービョルン」の製品一覧
現在、「ベビービョルン」が販売している製品は4つあります。
HARMONY ベビービョルンの高性能モデル
メリット
- 肩や腰のサポートが向上
- ONE KAIよりも軽量
- 生後36ヶ月まで使用可能
デメリット
- 価格がやや高め
ONE KAIより1万円高いが、サポート性能も向上している
ONE KAI コストパフォーマンスに優れたモデル
メリット
- ハーモニーより約1万円安価
- 生後36ヶ月まで使用可能
デメリット
- 重さがややある(1kg)
MINI ベビービョルンの新生児用モデル
メリット
- 軽量(500g)
- コンパクトなデザイン
- 価格が1万円台
デメリット
- 使用期間は12ヶ月まで
- おんぶ機能がない
サブの抱っこ紐としても活躍しそう!
「エルゴ」の製品一覧
現在、「エルゴ」が提供している製品は6つあります。
OMNI Breeze 人気トップのモデル
メリット
- メッシュ素材は優れた通気性を持つ
- 軽量で柔らかな素材
- 小柄な方でも扱いやすいデザイン
- 4つの使い方(対面、前向き、腰抱き、おんぶ)が可能
- 新生児から4歳頃まで長期間利用できる
デメリット
- 価格がやや高め
ONE KAIより1万円高いが、肩と腰のサポートが向上している
OMNI 360 以前の最高級モデル
メリット
- 4つの使用方法(対面、前向き、腰抱き、おんぶ)が可能
- 新生児から4歳頃まで長期間利用できる
デメリット
- 古いモデルのため、新品の在庫が少ない
- OMNI Breezeと比べると通気性が劣る
通気性を重視しない方におすすめです。
ADAPT スタンダードなモデル
メリット
- 新生児から4歳頃まで利用可能
- 対面抱きとおんぶができる
- 通気性はOMNI Breezeと同等
デメリット
- 前向き抱っこは不可
前向き抱っこが不要な方には、コストパフォーマンスが非常に良い!
AERLOOM リサイクル素材を使用している
メリット
- 独自のデザインで被りにくい
- – 軽量で扱いやすい
デメリット
- 機能面では他のベビーキャリアに劣る
- 価格がやや高め
限定数量の商品なので、手に入りくいかも。
AWAY 軽量で持ち運びが楽!
メリット
- 軽量で持ち運びが簡単(収納カバー付き)
- 4ヶ月から36ヶ月まで長期間使用可能
- 対面抱きとおんぶができる
デメリット
- 前向き抱っこは不可
- 肩や腰にクッションがないため、長時間の利用には不向き
- 新生児(0ヶ月)からは使用できない
サブのベビーキャリアとして便利ですよ。
EMBRACE 新生児専用の抱っこ紐
メリット
- ストレッチ素材で体にぴったりフィット
- すべてのバックルが手元に配置
- 新生児向けに設計されているため、埋もれにくい
- コンパクトで持ち運びが楽
デメリット
- 使用可能期間が新生児(3.2kg)から12ヶ月までと短い
- おんぶはできない
- 日よけフードが付属していない
新生児の自宅での使用におすすめ!
ベビービョルンの「ハーモニー」とエルゴの「オムニブリーズ」を徹底解説
ベビービョルンの高級モデル「ハーモニー」と類似の機能を持つエルゴの「オムニブリーズ」を詳しく比較しました。
ベビージョルン「ハーモニー」 | エルゴ「オムニブリーズ」 | |
使用期間 | 新生児から36ヶ月 | 新生児から48ヶ月 |
用途 | 4WAY(対面・新生児対面・前向き・おんぶ) | 4WAY(対面・腰抱き・前向き・おんぶ) |
装着の容易さ | 身体前のバックル | 背中のバックル |
重量 | 900g | 740g |
持ち運びやすさ | ややかさばる | コンパクト |
カラー展開 | 7色 | 14色 |
付属品 | – | 小物入れポーチ、風よけフード |
価格 | 31,900円 | 33,990円 |
使用期間と用途の違い
「オムニブリーズ」はより長期間使用できます。
対面抱きに関しては、「ハーモニー」が3歳頃までなのに対し、「オムニブリーズ」は4歳頃まで使用可能です。
また、おんぶについては、「ハーモニー」が12ヶ月から使用できるのに対し、「オムニブリーズ」は6ヶ月頃から利用できます。
さらに、「オムニブリーズ」にはあまり使われないですが、腰抱きの機能もあるんですよ。
ベビージョルン「ハーモニー」 | エルゴ「オムニブリーズ」 | |
使用期間 | 新生児から36ヶ月(体重3.2~15kg) | 新生児から48ヶ月(体重3.2~20.4kg) |
新生児対面 | 0ヶ月から | 0ヶ月から6週目まで |
対面抱き | 0ヶ月から24ヶ月 | 0ヶ月から20.4kgまで |
腰抱き | × | 首が完全にすわった6ヶ月頃から |
前向き抱き | 5ヶ月から15ヶ月頃 | 首が完全にすわった5ヶ月頃から(顔がキャリアから完全に出ること) |
おんぶ | 12ヶ月から36ヶ月頃 | 首が完全にすわった6ヶ月頃から |
簡単に装着できる?
①装着のしやすさにはそれぞれの特徴があります。
「ハーモニー」はバックルの位置が前にあるため、取り付けやすいです。
- 【ハーモニー】体の前に位置しているので、着脱が簡単
- 【オムニブリーズ】バックルは首の後ろにあるため、体が硬い方には取り付けが難しいかも
バックルが後ろにあることで、バックルを外すという危険ないたずらが報告されています。
心配な方にはベビービョルンをおすすめですよ。
②バックルの数は「オムニブリーズ」が少なく、扱いやすいです。
- 【ハーモニー】前面に4か所あります。
- 【オムニブリーズ】首の後ろに1つあります。
③寒い時期には「ハーモニー」が便利で、コートを脱がずに赤ちゃんの乗せ降ろしができます。
- 【ハーモニー】コートを脱がずにバックルを外すだけでOK
- 【オムニブリーズ】赤ちゃんを降ろす際には、コートを脱ぐ必要がある
肩や腰への負担
どちらの製品にも肩と腰のパッドが付いており、負担を軽減してくれているんです!
肩パッドの厚さは「オムニブリーズ」が1.6cmに対し、「ハーモニー」は約2cmで、肩の負担を軽減するように設計されています。
ただし、抱っこ紐自体の重さは「ハーモニー」が160g重いため、肩や腰に負担を感じるという意見もあるようです。
肩パッドが厚いと、抱っこ紐自体の見た目がボリューム感があり、すっきり見えないとの声もあり、上着を着た際にごわつくというデメリットもあります。
成長に応じた調整機能
どちらの製品も新生児から使用できる調整機能がありますが、少し違いがあります。
- 【ハーモニー】小さな赤ちゃんが抱っこ紐に埋もれないように、高さを調整できる
- 【オムニブリーズ】赤ちゃんに合わせて脚の開く角度を調整することができる
持ち運びのしやすさ
畳んで持ち運ぶ予定がある方は、持ち運びのしやすさを考慮しておくといいですよ。
「エルゴ」は持ち運びがしやすいです。
「ハーモニー」は「オムニブリーズ」に比べて160g重く、肩パッドが厚いため、畳んだ際にかさばりやすい傾向があります。
風通しのよさ
どちらも完全にメッシュ仕様で、通気性が重視された製品です。
実際に両方を使用した感想としては、「ハーモニー」が特に涼しさを感じました。
見た目や色のバリエーション
使用する機会が多いアイテムなので、デザインにも気を配りたいですよね。
手持ちの服の色に合ったデザインを選びましょう。
- 【ハーモニー】シンプルなスタイルが揃っている
- 【オムニブリーズ】色の選択肢が豊富
色の選択肢が豊富なベビービョルンのアンスラサイトは、夫婦で共有しやすい色合いで人気があります。
付属品(ポケット・フード)
「オムニブリーズ」は、「ハーモニー」に比べて付属品が多めです。
ちょっとした小物を収納できるポーチやサイドポケットがあり、小さな財布や携帯電話を入れることができます。
しかし赤ちゃんを抱っこしながらは取り出しにくいんですよね。
また、日よけや風よけとして使えるフードは、強い日差しの際に帽子代わりになったり、赤ちゃんが寝ているときに首が後ろに傾くのを防ぐことができます。
\エルゴ、高機能で優れています!/
値段
2023年6月の段階では、「オムニブリーズ」の定価は2,090円高く設定されています。
とはいえ、販売サイトやセールの状況によっては、「オムニブリーズ」が割引されることも!
購入時にはおすすめのショップをチェックしておきましょう。
「エルゴ」と「ベビービョルン」をおすすめしたい人
エルゴを使ってほしい人
- 背中のバックルが気にならない
- 軽量でコンパクトさを重視
- 好みの色が選べる
- 小物を入れるポケットや日よけカバーが必要
ベビービョルンを使ってほしい人
- 前面のバックルが好ましい
- シンプルなデザインを好む
- コートを着たまま赤ちゃんの乗せ降ろしができる
前面にバックルがあり、シンプルなデザインを重視するなら「ベビービョルン」がおすすめ。
使用期間や基本的な機能性にこだわるなら「エルゴ」が良いでしょう。
抱っこ紐を購入する際におすすめのオンラインショップ4選
おすすめネットショップ4つ!
- DADWAY(ダッドウェイ)
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
DADWAY(ダッドウェイ)
DADWAYは「アカチャンホンポ」や「トイザらス」と同じく、エルゴの日本正規取扱店です。
エルゴの抱っこ紐を購入する際は、セールや特典が豊富なDADWAYが特におすすめ。
DADWAYの特典内容
- 新規会員登録とLINE連携で500円分のポイントがもらえる
- – エルゴベビーの商品は常時10%のポイント還元※オンラインストア限定で、セール商品は対象外
- – レビュー1件ごとに50ポイントを獲得可能
- – セール時にお得な価格になることもあります
Amazon
早く手に入れたい人にはAmazonプライム会員になるのがおすすめ。
Amazonプライム会員とは、30日間の無料トライアルを利用できるサービスです。
送料がかかる商品については、Amazonプライム会員になることで送料無料でお得に購入できます。
楽天市場
楽天市場では、購入した商品に対して楽天ポイントが付与されるため、おすすめです。
獲得したポイントは、産後に必要なオムツやミルクの購入に使うことができます。
さらにお得に利用したい方は…
- 普段から楽天市場を利用している方
- 楽天カードを持っている、または検討している方
Yahooショッピング
普段からPayPayを利用している方には、Yahoo!ショッピングが特におすすめです。
獲得したPayPayポイントは有効期限がなく、PayPay対応店舗で利用できるため、ポイントを使いやすいのが魅力。
さらにお得に利用するためには…
- 日常的にPayPayを利用している
- PayPay残高がある
よく寄せられる質問
「ベビービョルン」と「エルゴ」の抱っこ紐の購入を考えている方々から寄せられる質問をまとめました。
Q.抱っこ紐のおすすめの順位を教えていただけますか?
A.2023年6月時点で、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格.comの各サイトで人気のあるエルゴとベビービョルンの商品は以下の通りです。
Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング | 価格.com | |
ベビービョルン | ・MINI 2位 ・HARMONY 4位 ・ONE KAI 11位 | ・HARMONY 8位 | ・HARMONY 1位 | ・HARMONY 1位 |
エルゴ | ・OMNI Breeze 10位 | ・OMNI Breeze 1位 | ・OMNI360 5位 ・OMNI Breeze 6位 | ・OMNI360 3位 ・OMNI Breeze 4位 ・ADAPT 5位 |
やはり、「HARMONY」や「OMNI Breeze」といった上位モデルが人気のようです。
Q.新生児に最適な抱っこ紐はどれですか?
A.新生児向けの抱っこ紐としておすすめの2つは以下です。
- ベビービョルン:MINI
- エルゴ:EMBRACE
※どちらも12ヶ月までの使用に限られ、おんぶには対応していないのでご注意ください。
Q.エルゴやベビービョルンの抱っこ紐の取扱説明書はどこで確認できますか?
各公式ウェブサイトでチェックできます。
ベビービョルンとエルゴの抱っこ紐を比較!【まとめ】
抱っこ紐を選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
- 使用可能な期間
- 抱き方の種類(特におんぶができるかどうか)
- 装着の簡便さ
- 通気性や素材
これで抱っこ紐の選択に迷わず、赤ちゃんと安心して過ごせることを願っています。
購入後は、パパにも装着の練習をしてもらうことをお忘れなく!